
アロマセラピストは技能職
プロのアロマセラピストになるには、精油の特徴や効能、人体のメカニズムといった広範な知識が必要です。
同時に、知識だけではなくお客様と接する技術やトリートメントの技術といったスキルも欠かすことはできません。
アロマセラピストの行なうトリートメントは「手技」や「施術」とも呼ばれ、プロならではのスペシャルな技能が求められます。
セラピストには美容師のような国家資格は必要とされていませんが、直接お客様の体に触れる職業として一定の技術・技能がなければプロとしてやっていくことは難しくなります。
単にアロマ精油を用いて人体をマッサージすることがアロマテラピーではなく、精油の特徴や効能、使い方、トリートメント法などを熟知してこそアロマセラピストといえます。
そのような知識・技術を持つ人がプロのアロマテラピーであり、「アロマセラピストは技能職」といわれる理由です。
どんな技能が身に付くの?
アロマセラピストが身に付けられる技術としては次のものがあります。
・アロマ精油をブレンドする技術
精油はどんなものでも自由にブレンドできるというものではありません。
特徴や効能などの知識を持ったうえで、どのような精油をどのような配合でブレンドするかという技術が得られるわけです。
・トリートメントの技術
トリートメントはマッサージに似た技術で、アロマテラピー以外のセラピーにも応用することができます。
また、アロマテラピーではリフレクソロジーでよく用いられるリンパドレナージュなども使用しますのでその技術も習得することが可能です。
・カウンセリングの技術
お客様との会話を通してカウンセリングを行なう技術が身に付けられます。
カウンセリングはアロマセラピストには不可欠な技術で、エステティックやリラクゼーションセラピーでも応用することができます。
「手に職」には安定性がある
世の中に数多くの職業があるなか、いわゆる「手に職をつけた仕事」には安定性があります。
その理由としては、
・結婚や子育てなどのブランクがあっても仕事ができる
・家事や育児、介護と両立できる、パートとしても働ける
・転居して新しい地域に引っ越しても仕事が見つけやすい
・年齢に関わらず長く安定して働くことができる
などが挙げられます。
これは美容師や看護師などと同様に、手に職がある仕事に共通のメリットです。
しかもブランク明けでも就職がしやすく、幅広い業界で働けるというのがアロマセラピストの特徴といえるでしょう。
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